河川敷は渡り鳥の中継地・通過ルートとして重要な場所であることが
1996年から実施している標識調査で分かって来ました。足輪を装着する
ことによって個体識別すると、一日に200羽以上の個体が通過することも
あります。また、こうして愛知県を通過した野鳥が九州・宮崎県で確認
されたこともあります。また、未だ実態の掴めないムシクイ類の仲間で
ある「イイジマムシクイ」も愛知県を通過している事を標識調査によって
確認しました。
近年、治水事業として過度に河川敷の樹木を伐採したり整地すること
が見られます。これは科学的保全概念が適用されて居ないためだと考え
られます。そうした事が無いように河川敷が重要な自然環境として認識・
啓蒙されるように今後も調査を実施して行きたいと考えています。 |