夜行性であるフクロウは昔話にその存在が知られる程度で、どれほどの
生息数が愛知県内に生息しているか、あるいは何を食べて何年生きるか、
などの科学的調査はほとんど行われていません。
また、留鳥として一年中その地に居ると考えられていましたが、足輪を
装着して個体識別する標識調査により、県外への移動を確認しました。
元来、適応放散と言う生態理論があり、子供は親のテリトリーから離れる
とされているので、何らかの形で離れていくのでしょうが、留まる個体も
いるようです。
県内では沿岸部から山間部まで広く生息していますが、行動調査期に
関しても、まだ不明な点が多くて、これからの調査研究が必要だと考えら
れます。こうした鳥類の生態解明が我々の責務だと考えています。 |